はじめに…
ONE PIECE 960話にて初登場を果たした39年前のワノ国将軍、光月スキヤキ!
跡目である息子おでんの悪童ぶりから絶縁を申しわたす書状を息子に突きつける事になるようですが…
スキヤキとオロチは
ワノ国の「将軍」で、ヘビヘビの実モデル八岐大蛇の能力者。
丁髷頭に王冠を被り、顔が大きい。
民衆からは開国しようとしたおでんと赤鞘九人男を討ち取った英雄として知られ、都に住む子供たちからも「オロチ二刀流」と剣術を真似されるほどかなり人気がある一方で、おでんの妻である光月トキが遺した辞世の句を「20年後に光月家の亡霊が自分を殺しに来る」と解釈し、警戒を強めている。
王冠のようにも見えるスキヤキの前髪、左寄りの髷の位置、花模様の黒羽織り。
現将軍オロチは前将軍スキヤキの姿を模しているのかな?#ジャンプ pic.twitter.com/KNVkQ3Rt8c
オロチとスキヤキの関係をまとめると
侍女と赤子は
オロチは母を
カイドウやオロチに主導権を握られてしまう以前の様子、「和」を色濃く感じる本来の国の姿が待ち遠しかったので冒頭のつかみ部分だけでもワクワクするおでんの過去編。
傅ジローやスキヤキの家臣が眼鏡を身に付けているけれど、鎖国国家のワノ国には眼鏡文化が独自に根付いていたのかな?#ジャンプ pic.twitter.com/qDGUGpTKTB
オロチは
幼少期のオロチは、貧しい生活を送っていた。その一方で兄のおでんは、自由気ままに生きていた。
しかもおでんは、破天荒な性格で、周囲を魅了した。オロチはそんなおでんに対し、劣等感を抱く
将軍となりワノ国の頂点についたオロチだが、20年経った今でもおでんに固執している描写が多々見られる。
それはオロチが抱く、おでんへの劣等感(コンプレックス)なのではないか。
オロチは、SMILEを大量に輸入しその副作用を利用して、ワノ国のおこぼれ町を強制的に笑顔溢れる「えびす町」へと変えた。
大切な人の死にすら笑う事しかできない地獄をオロチは笑いながらこう言う。
そうだ皆の衆 笑ってあの世へ送ってやれ!!
これがワノ国!! 明るいワノ国じゃ!!
天国を見紛うばかり!!
外道に違いはないが、オロチがそこまで笑顔にこだわっている件も、おでんに対する対抗心だろうか。
錦えもんはおでんの作った郷「九里」についてこう言っていた。
自由で笑いの絶えぬ
活気のある“郷”を作り
このおでんの偉業に対抗して、自分の見える範囲で表面上だけでも取り繕ってるのかな。
心からの「笑い」と、お面の如き「笑い」…違いは明白だ。
おでんに対し過剰に対抗心を燃やし、光月の偉業を奪い取り自身の手柄とし、おでんの偉業を形だけマネしてみても、未だ消えないおでんへの劣等感…それは正に亡霊の如く。
最終的にオロチは、この「おでんの亡霊」に押しつぶされて最期を迎えたらスッキリしそう。
おでんが海に出た間、
最後は
約20年前、世界の秘密を聞き出そうとしたワノ国の“将軍”黒炭オロチとその協力者であるカイドウ率いる百獣海賊団によって命を狙われる事になり、彼らの襲撃に遭った後はモモの助や家臣全員を守るために「花の都」で罪人として処刑された。